ゴルフボールの選び方①〜初心者編(2020年モデル)

ゴルフボール

ゴルフ 初心者が最初に手にするゴルフ道具はグローブとゴルフクラブですが、ゴルフボールを買うタイミングはコースデビューの日程が決まってから取りあえずテキトーに、という人が多いです。

でも少しでも良いショットを打つためにはゴルフボールも大事な道具のひとつ。いざラウンド!という時になって慌て変なボールを買わないように、初心者向きのゴルフボールの選び方をご紹介します。

キャディバッグの選び方の記事はこちら 》

その前に世界のツアープロが使用するボールを参考までに少しご紹介。

スポンサーリンク

安くて良い新品ゴルフボールが1,500円から/ 1ダース。

3ダースまとめ買いでボール1個単価93円から。

世界のツアープロがこぞって使用する タイトリスト Pro V1x/V1

タイトリスト Pro V1x

タイトリスト Pro V1x/V1は 日本のみならず世界のトップツアープロに一番使われてるゴルフボール。実際に使用してる選手をちょっとご紹介します。

●JGTO/JPGA(※1)所属プロでは、谷口徹、藤田寛之、小平智。

●JLPGA(※2)では、鈴木愛、菊地絵理香、不動裕理、そして引退した古閑美保。

●PGA(※3)では、アダム・スコット、ジョーダン・スピース、ザック・ジョンソン、今田竜二が使用。

●LPGA(※4)では、野村敏京が使ってます。

(※1)JGTO:日本ゴルフツアー機構”Japan Golf Tour Organization”
(※1)JPGA:日本プロゴルフ協会”The Professional Golfers’ Association of Japan”
(※2)JLPGA:日本女子プロゴルフ協会”The Ladies Professional Golfers’ Association of Japan”
(※3)PGA:全米プロゴルフ協会”Professional Golf Association”
(※4)LPGA:全米女子プロゴルフ協会”Ladies Professional Golf Association”

世界のツアープロに人気の高い titleist(タイトリスト)”Pro V1/Pro V1x”のプロダクツPV(動画)

初心者はロストボールでラウンドデビューする人が多い

ゴルフ 初心者がコースデビューする時、最初に使うボールが「ロストボール」っていう人、多いと思います。なんてったって安いですから。

ロストボールとは

写真のロストボールは左から時計回りで
❶テーラーメイド DISTANCE(ディスタンス)
❷ブリヂストン ALTUS(アルタス)
❸ブリヂストン Reygrande(レイグランデ)

文字通り「無くしたボール」で、ゴルフ場で実際のプレーヤーがラウンド中に打ったボールを探しきれずに無くしてしまったボールのこと。

ロストボールには品質ランクがあって、コース上に落ちてる程度の良いボールから、池などから回収したものまで様々です。一度人が使ったボールですから「中古ボール」といったところ。

 
新品ゴルフボールの値段は安いもので1個100円程度。人気のあるボールの価格帯は、150円〜250円あたり。

かたやロストボールの値段は、10個で500円程度なので1個50円くらいですね(もっと安い値段のロストボールもありますが、さすがにひどい状態なのでおすすめしません)。

nanmajou_countryclub

ゴルフコースにもよりますが、私の場合だと18ホールラウンドして、だいたい3〜6個はボールを無くすので、ロストボールなら300円くらい無くす計算ですね(山林が多くOBも池も多い山岳コースで最大10個無くしたことも!)。

初心者でも新品? それともロストボール?

初心者と言ってもタイプは2つに分かれます。

コースデビューまで半年以上みっちり練習を積むしっかりタイプがいる一方、練習は1〜2ヶ月程度で、ほぼいきなりコースデビューするタイプ。

ゴルフ ラウンド代が3万円以上もしたバブル時代までは接待ゴルフが多く、誰もが最低でも週二回、半年以上打ちっ放しで練習してようやくコースデビューというのがザラでした。

当時にしては練習場の費用も高かったので、ちょっとしたブルジョアの娯楽と見られていた時代ですね。

今のゴルフは平日ならキャディーなしで5,000円程度からプレイできるほど誰にも身近でカジュアルなスポーツになりました。

アマチュアゴルファーの一人としてとても良い時代になったなぁと、つくづく思います。

半年くらい練習してれば新品もOK

写真は私が通う練習場のゴルフクラブイースタン。ティーチングプロ(レッスンプロ)もいるので、満足に練習ができます。

レッスンを指導していただいてる先生は浅原 淳一プロ。スイングフォームをひとつひとつ丁寧に写真やビデオを撮りながら、とてもわかり易くゴルフ スイング理論を解説してくださるので、メキメキ上達できてることを実感中です。

 レッスンプロ(ティーチングプロ)やスクールで半年以上練習を積んだ人ならデビューラウンドを120〜130台で回れるので、ボールにもこだわって新品を買ってもいいかも知れません。

でも、ゴルフ先輩に教えてもらったり自己流で短期間練習の人で、それほどゴルフ熱が高くなければロストボールでいいかな、と思います。デビューラウンドって、ボールをマジで結構無くしますから。

おすすめのロストボール

ロストボールの品揃えと格安さでは amazonより若干、楽天のほうが安定していますが、ブランドによって逆の場合もあるので両方ご覧ください。

(価格帯)1,100円~5,000円 | タイトリスト

世界で最も使用されてるボールが、タイトリストです。

ショップをチェック

(価格帯)1,180円~4,000円 | キャロウェイ

ショップをチェック

(価格帯)980円~8,640円 | テーラーメイド

ショップをチェック

(価格帯)1,000円~4,536円 | ゼクシオ

ショップをチェック

(価格帯)1,000円~5,400円 | スリクソン

ショップをチェック

(価格帯)900円~9,312円 | ツアーB

ショップをチェック

(価格帯)980円~5,400円 | ミズノ

ショップをチェック

(価格帯)1,100円~4,500円 | ナイキ

ナイキは ゴルフ用品からすでに撤退しているので、市場に出回ってるボールは 基本ロストボールしかない状況です。

ショップをチェック

コースデビューから半年で新品ボールに切替え

私もコースデビューから半年ほどはロストボールを使ってましたが、ちょっとづつスコアも良くなってきたので、途中からボールにもこだりを持とうかなと新品を使うようになりました。

新品ボールについては どのネットショップでも豊富なラインナップを揃えています。

ゴルフボール 3ダース

値段は1個 130円〜170円前後で、人気のテーラーメイド”DISTANCE”ディスタンス(2ピース/5,997円/3ダース)や、こちらも人気のキャロウェイゴルフ”WARBIRD”ウォーバード(2ピース/4,770円/3ダース)を使ってます。1ダースよりも3ダースのまとめ買いの方がゴルフボール1個あたりの値段が5~6%安いです。

ショップをチェック

テーラーメイド DISTANCE

テーラーメイドのディスタンス系ボール。

(価格帯)4,797円~5,998円(3ダース/@134円~167円)

ショップをチェック
テーラーメイド”DISTANCE”ディスタンス

キャロウェイゴルフ WARBIRD

キャロウェイのディスタンス系ボール。

(価格帯)1,470円~1,988円(1ダース/@122円~166円)

いずれもテーラーメイド、キャロウェイのボールの中では格安部類の値段ですが、されど 1ラウンドでロストするボール費用は 800〜1,000円くらいかかりますし、1打1打大切に打つ気持ちにもなるので、新品はいいです。

ショップをチェック
キャロウェイゴルフ”WARBIRD”ウォーバード

ブリヂストン PHYZ(ファイズ)

実は高級 ゴルフボールのランクに入る 1個あたり価格 500円くらいする ブリヂストンのPHYZ(ファイズ)も買ってあるんですが、これは100切りできた暁に使おうと思ってます。

(価格帯)2,980円~5,677円(1ダース/@249円~473円/2014~2017モデル)

ショップをチェック

何と言ってもゴルフ場でティグラウンドに立ち、眩しく緑広がるパノラマに晴れ渡った青空の下、新しいボールでティショットを打つ醍醐味は、すこぶる気持ちがいいものです。

XXIO PREMIUM

さらに高いものにはダンロップ XXIO PREMIUMの値段なんて1個800円以上の高級 ゴルフボール!!いつの日かストロークで90を切った日に自分へのご褒美に買ってみようと思います ^^

ショップをチェック

ちょっと自信のある初心者向け〜ゴルフボールの選び方

ゴルフ練習場で、自分なりにちょっと自信のあるショットが打てる人におすすめのボールの選び方があります。ゴルフボールの種類は大きく分けるとディスタンス系とスピン系の2種。

写真のボールは左から
❶2ピースのキャロウェイ WARBIRD(ウォーバード)
❷3ピースのキャロウェイ E・R・C
❸4ピースのキャロウェイ CHROME-SOFT-X(クロムソフト)

ディスタンス系 | おすすめの安いボール

ディスタンス系とは距離を出すボールで、コアが柔らかくカバーが硬いためスピン量が抑えられ曲がりにくいので、スピン系より扱い易いです。一般的な初心者向きにおすすめのボール。

※ゴルフボールの構造は核となるコアとそれを覆うカバーで構成されてます。そのカバーにディンプルと言われる無数のくぼみがあるんです。

ショップをチェック

スピン系 | おすすめの安いボール

スピン系とはスピンがかけやすいボールで、コアが硬くカバーが柔らかいためスピンが効きやすくコントロールショットに向いてます。

ピンをデッドに狙いに行ったり、アプローチショットでピタッと止めるのに向いてますが、1ホールの途中でボールを替えるとペナルティをくらうので、ショートホールのパー3や、300ヤード台の短いパー4に向いてます。

スピン系のボールは中上級者向きなので球の掴まりが良い分、フックやスライスの初心者には不向きです。

初心者でもゴルフ練習場でショットに手応えを感じてる人なら、ショートホールなどで使って見てもいいですね。

パー4やパー3などホール毎の距離や特徴に合わせてゴルフボールを替える戦術で、ディスタンス系とスピン系の違いを感じながらラウンドするのもゴルフの楽しみを広げる工夫のひとつになります。

ただし、1ホールの途中でボールは替えられないので注意しましょう(※5)。

ショップをチェック

ワンボール・ルール

アマチュア競技ではホール毎にボールを替えてもOKですが、プロの競技ではワンボール・ルールで禁止されてます。プロツアー競技では同じブランド、同じモデルのボールを1ラウンド通してホールアウトするまで使用しなければなりません。

例えば”Titleist Pro V1x”を使ってプレイを始めたら、同じブランドでもモデルの違う”Titleist Pro V1″などを次のホールで使えません。

もし1ホールで違反した場合は2打罰、数ホールに及ぶと4打罰が科せられます。ただし、1ホール中にロストボールやOB、池などでボールをなくした場合はその限りではありません。

ボールを無くしやすいゴルフコース

ボールを無くしやすいゴルフコースと言えば、山岳・林間コースや池の多いコース。そして、ほぼ全ホール通して狭いフェアウェイの上、左右にOBを構えてるコースです。

nanmajo-west

写真とホールレイアウトは栃木県新鹿沼にある南摩城カントリークラブの西コース・1番ホール(パー4/427ヤード/レギュラーティ)。ご覧の通りフェアウェイが狭く、両サイドのOBがほぼグリーンまで続いている。

 
山岳コースなどで、OBやペナルティーエリアになっていない林の中は自然のままなので、ボールを打ち込んでしまうと落葉の多い秋など まずボールを見つけられません。

一方、池の多いコースや狭いフェアウェイのコースは年間通して同じ条件なので、いつラウンドしてもある程度のレベルのアイアンショットが打てないと池の餌食になりやすいです。

やっぱりなんといっても練習が一番。

ある程度クラブが振れるようになると、ボールをなくすなくさないに関わらず、ゴルフそのものがぐんと楽しくなります。

納得できるだけのショットが打てるように練習頑張ってください!

Let’s enjoy the GOLF !!

タイトルとURLをコピーしました