ゴルフが上達しない初心者 によくある3つのこと

ゴルフスイング ゴルフ練習

いくら練習してもなかなかゴルフが上達しない初心者向けの記事です。ゴルフを始めて最初の目標設定を120切りから始め、次に110切り。そしていよいよ登頂の100切りを目指しますが…ここが一番難関です。

ゴルフを始めて半年~1年経ってもなかなか上達しない初心者の方によくある3つのことについてわかりやすく解説します。

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ゴルフが上達しない初心者にありがちなこと

2020年が明けると同時に始まったコロナ禍がずっと続き、まる2年が経ちました。その影響で三密と真逆にあるゴルフにスポットが当たりゴルフを始める方がだいぶ増えました。

すでにゴルフ歴一年を過ぎた方も多いと思いますが、110~120あたりのスコアを行ったり来たりされてる方も多いと思います。

週イチペースで練習場に行き、毎回200球以上打ち込んでるのにラウンドでスコアに結びつかない。

こういった方、多いのではないでしょうか? その原因と解決策を探りましょう。

ゴルフが上達しない 初心者(その1)球数を打っても上達しない

ちょっと酷なことを書いてしまいます。

ボールを何十発打っても上達しない原因はズバリ「打ち方を間違えている」からです。言い換えれば間違えてたスイングをしているということ。

悪いスイング

いくらラウンドを重ねても110前後のスコアがずっと続いているゴルファーは、練習場で何十発も球数を打てば打つほど下手なスイングの練習を重ねていることになります。

正しいゴルフスイングで練習を積みましょう。具体的に解決する方法は、必ず練習場に所属しているレッスンプロからスイングの基本を徹底的に教えてもらうことです。

ある程度健康体でいれば、ゴルフ人生は長く続けることができます。これから先のゴルフを楽しむためにも今のうちに正しいゴルフスイングを身に着けておきましょう。

今、自己投資しておけば、あとあと安くつきますから。

正しいゴルフスイング
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ゴルフが上達しない 初心者(その2)3割打者では通用しない

ゴルフ練習場へ行くとほとんどの方はフィールドに設置してあるピンが立っているグリーンを目標に打っています。そのグリーンの幅はだいたい直径20~30ヤードです。

ゴルフ練習場

ここで初心者にありがちなのが、その目標に対して3割くらい乗れば『自分はそこそこ打てているんじゃないか』といった野球の3割バッターのような心境になりますが、残り7割のボールが右や左のとんでもない所へ飛んでいた場合、ゴルフコースではOBやペナルティエリアに行っちゃってることになります。

大事なのはたとえグリーンに乗らなくてもグリーン周りに7~8割以上打てることで、ピンポイントで3割ではダメなのです。

6番~7番のミドルアイアンでピンポイント(直径2~3ヤード以内)に狙った場所へ打てるのはツアープロのなかでもトップ選手だけ。私たちアマチュアは目標面積をもっと大きく直径50~60ヤードくらいにみて、だいたいあの辺に打てれば十分なのです。

ゴルフ練習場

ゴルフコースへ行くと練習場のよう地面がまっ平らな状況はティーグラウンドだけです。セカンドショット以降はほぼ前後左右、多少の傾斜がある状況で打たなければならないので実際のコースでの打率はもっと下がります。

アイアンショット

要約すると、練習場で打つときはピンポイント狙いをせず目標面積をもっと大きく広げ、だいたいその辺りに7~8割以上着弾できるように打つことです。

ゴルフが上達しない 初心者(その3)アドレスに入ってから長い

プレーファストがゴルフの基本です。そして自分のルーティンを持っているか。この2つを実践するだけでスコアは5~6打縮まります。

プレーファストは実際にコースを重ねながら身につけていくものですが、練習場でルーティンの練習を重ねると本番でプレーファストにつながります。

ゴルフスイング ルーティン

素振りは2回までが限界です。3回以上はしないように。

アドレスに入ってからボールとにらめっこ状態のまま打つまでが長いと、雑念が増え不安がつのり尚更打てなくなり負のスパイラルに陥ります。

例えば2度素振りをしたら飛球線の後ろにサッと立ち、方向を一度確認。その後アドレスに入りもう一度方向を確認したらあとは打つだけに集中し、すぐにパッと打ちます。

これを練習場でも実際にコースに出ているイメージで、1球ごとに必ず行うことを習慣づけ自分なりのルーティンを身につけください。

ルーティンが身につけばスイングのテンポとリズムも良くなりますし、コースでもプレーファストになりスコアも良くなります。

ゴルフ練習場で打つだけの練習は、正直言ってもったいないです。ぜひ、ルーティンの練習もしてコースに生かしてください。

正しいゴルフスイング
筆者:いつものゴルフ練習場にて、7番アイアンショット

✑ 編集後記

ゴルフ上達の道は、練習さえすればいいってものじゃないということを書いてみました。例えば野球やバスケに生まれて初めて取り組んだとして半年や1年でマスターできるものではないことと同じで、ゴルフも立派にスポーツです。まずは基本動作を体に覚え込ませることからスタートするのが最もゴルフ上達の近道です。

あの世界の中田英寿でさえ、ゴルフを始めて3ヶ月少し立った頃に雑誌「GOETHE:ゲーテ」の特集で「5日間の特訓で100を切る」ことに挑戦しましたが、結果は102。

たった3ヶ月程度の経験でありながら難しいハワイのコースで102のスコアは立派ですが、中田英寿の身体能力レベルが常人とは桁違いであることを考えると、どんだけゴルフの100切りが簡単ではないことを証明した「GOETHE:ゲーテ」の特集プロジェクトだったとも言えます。

一般の私たちに話しを戻しますが、2年以上練習を重ねながらも100切りどころか110~120を行ったり来たりが続くとゴルフを始めた頃の高揚感も失せて、だんだんゴルフが面白くなくなってしまう方は少なくありません。

ちなみにツアープロは一日平均500~600球は打っているそうで、一年にすれば18万発以上になります。私がゴルフを始めた頃、最初の2年間はほぼ週一で練習場へ通い平均200発打っていましたが、それでも一年でせいぜい1万発。18万発打つには18年もかかる! プロとアマの違いを痛感します。

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