山田パターを製作する山田透氏は、そのパター理論(パッティング・ストローク理論)においても独自の考えをお持ちです。
円運動ではなく、直線運動。
多くのツアープロ選手のパッティング・ストロークは上から見た場合、バックスイングからフォローまで円を描きますが、山田パター理論ではバックからフォローまで一直線。

背骨軸を中心に肩を回転させるストローク。上から見ると円運動。

Bポスチャー(ボールに対し垂直)によるBストロークの差異

左肩を垂直に下げ、右肩を垂直に下げることで
完全な垂直運動によるストローク。上から見ると直線運動。
ちなみに、米国PGAツアーで実際に記録された超ロングパットが33.5m。1964年、トーナメント・オブ・チャンピオンでジャック・ニクラウスが達成しました。また1992年にも、全米ゴルフ選手権でニック・プライスも33.5mをねじ込んでます。(二人とも世界記録としてギネス認定されてます)
実際、二人のパッティング・ポスチャーを見てみましょう。

かなり二人とも猫背のポスチャーをとってるのか、よくわかります。最近ではミシェル・ウィーの直角スタイルもずいぶん話題になりましたね(微笑)。
✑ 編集後記
とくに山田さんがこだわっているのが2m以内のパッティングを確実に入れる。というものですので、山田パター理論によってショートパットでは威力を発揮することでしょう。
山田パター理論については、山田透さんの著書で更に詳しく解説されてます 》 「パットがわかるとゴルフのことがぜんぶわかる」山田透 著