ツアープロが使用してるボール | Titleist PRO V1 / V1x

ツアープロ 使用ボール

世界中のツアープロに一番使用されているのがPRO V1 シリーズ。アマチュアゴルファーにも高い使用率を誇るゴルフボールのベストセラー。

流石、もとはゴルフボールメーカーから創業したタイトリストの面目躍如といったところか。全米オープンゴルフ選手権においては 1949年以来、71年間使用率No.1だ。

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タイトリスト ボール 使用 ツアープロ

そもそも PRO V1 とV1x の違いはなんでしょう?

2017年にメジャーチェンジするまで、V1(3ピース)は高スピンで低弾道、V1x(4ピース)は低スピンで高弾道でした。

でも大きくモデルチェンジした後、V1のほうが打感はソフトですが低スピン・低弾道V1xは 高スピンで高弾道に変わりました。

》 タイトリストの歴史

PRO V1とV1xの違いを説明した動画です。音量に気をつけてご覧ください。

タイトリスト PRO V1(11名)

PRO V1とV1xを使用するプロツアー選手の数は V1xのほうが若干多いですが、基本的には拮抗してます。

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渋野日向子 | Hinako Shibuno

渋野日向子22歳日本
日本 4勝LPGA 1勝
(うち全英オープン)
その他 5勝

2018年プロテスト合格。翌年、2019年プロデビューの月9日-12日 ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップで史上最年少(20歳178日)で初優勝。初優勝が国内メジャー戦という全英への道はここから始まっていたのかもしれない。

同年のAIG全英オープンで、樋口久子以来42年ぶり2人目の海外メジャー日本人優勝を飾り、空前の「シブコ」フィーバーが日本中を駆け巡った。プロデビューしたこの年 2019年は全英ふくめ通算5勝と大ブレイク。

セルヒオ・ガルシア | Sergio García

セルヒオ・ガルシア42歳スペイン
PGA 9勝
(うちマスターズ 1勝)
欧州 16勝日本 1勝

2016年までテーラーメイド リーサル。2017年はテーラーメイド TP5を使用。
セベ・バレステロスの後継者としてみなされるスペインを代表するプロゴルファー。毎年、欧米を股にかけて試合に出続けるタフネスガイ。1999年のプロ転向以来18年目にしてマスターズ優勝を飾った。

ジャスティン・トーマス | Justin Thomas

ジャスティン・トーマス28歳米国
PGA 11勝(うち全米プロ 1勝)web.com 1勝

2019年はPGAで平均バーディ数 1位になるほどのショットメーカー。同年代のジョーダン・スピースとともにこれからのゴルフ界を担う選手。

申ジエ | Ji-Ae Shin

申ジエ33歳韓国
LPGA 11勝
(うち全英 2勝)
日本 23勝アジア 2勝
韓国 20勝

パク・セリ キッズ(※1)でもっとも成功した一人。同年代にイ・ボミ、キム・ハヌル、朴仁妃らがいる。

2005年4月の高校生17歳のとき、日本開催の「日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権」で優勝。同年、KLPGAツアー(韓国女子プロゴルフ協会)の「SKエンクリーン招待」で優勝し、プロテスト免除でプロ入り。

2006年(18歳)、プロ入り初年度に4勝(メジャーの韓国女子オープンなどKLPGAで3勝、アジア女子ツアーで1勝)をあげ、賞金王と新人賞をW受賞という鮮烈なデビュー。翌2007年(19歳)には 年間9勝という破竹の勢いで2年連続賞金女王となる。

2008年(20歳)も賞金女王となる7勝をあげる。しかもこの年は 韓国国内3大メジャー「韓国女子オープン」、「KLPGA選手権」、「KB国民銀行スターツアー」を制し、初の年間グランドスラム達成選手となる。さらにこの年、初来日して参戦した日本女子ツアーの「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」に初出場初優勝し、ツアー関係者やファンに衝撃を与えた余韻を残したまま、「全英リコー女子オープン」で世界メジャー初制覇を果たした。

結局2008年は 韓国女子ツアー(KLPGA)で7勝、全米女子ツアー(LPGA)で3勝、日本女子ツアー(JLPGA)で1勝の年間11勝という向かうところ敵なしの活躍だった。

(※1)パク・セリ キッズとは、1998年にアジアの女性として初優勝を果たした全米女子オープン当時、10歳でこの光景をTVで観戦していた1988年生まれの韓国女子プロゴルファーたちを指す。

パク・セリの戦績:LPGAツアー 25勝(うちメジャー 5勝)、韓国LPGA 11勝(うちアマとして4勝)

比嘉真美子 | Mamiko Higa

比嘉真美子28歳日本
日本 5勝その他 勝

相撲観戦好きが功を奏してか、2018年に勢関と婚約。高校生時代の2009年に出場した「ダイキンオーキッドレディストーナメント」にて12位タイの3アンダーで、ローアマに輝く。アマチュア時代は 日本代表の常連として数々の試合で好成績を残し、「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」では2連覇を達成している。

2013年プロデビューの年に2勝をあげた翌年から4年間はスランプに陥ってたが、2017~2019年は1年に1勝づつ星を重ね安定した強さを持つ。

チェ・キョンジュ | K.J. Choi / Kyung-Ju Choi

チェ・キョンジュ52歳韓国
PGA 8勝
欧州 1勝
日本 2勝
アジア 6勝
韓国 5勝

米国PGAツアーの道を切り開いた最初の男子プロ。2002年に韓国人としてPGA初優勝。アジアのトッププレイヤーとしてPGA通算8勝を誇る。優勝した2005年のPGAクライスラー・クラシック・クイーンズボロ大会では日本の丸山茂樹が2位に食い込んだ。少年時代は重量挙げの選手という異色の経歴を持ち、16歳からゴルフを始めるという遅咲きゴルファー。

ゴルフも下半身と言われるが、さすが元重量挙げの選手は体幹の太さが尋常ではない、ということを証明したような活躍ぶりだ。

ユ・ソヨン | So-Yeon Ryu

ユ・ソヨン32歳韓国
LPGA 6勝
(うちメジャー 2勝)
日本 1勝韓国 9勝

アマ時代の2006年、韓国ナショナルチームとして出場した第15回アジア競技大会では宮里美香、佐伯三貴を抑えて金メダルに輝いた。2011年にピンポイントで出場した全米女子オープンでいきなり優勝し翌年のLPGAツアー権を獲得し渡米。2017年には世界ランキング1位になっている。

武藤俊憲 | Toshinori Muto

武藤俊憲44歳日本
日本 7勝その他 勝

親の実家がゴルフ練習場であった環境の影響で、子供の頃からゴルフクラブを握っていた。1983年、高校進学(前橋育英)から本格的にゴルフに取り組み2001年にプロデビュー。2006年、デビュー5年後でようやく「マンシングウェアオープンKSBカップ」にて念願の初優勝を飾る。

ドライバーを得意とするプレースタイルから、これまで3度の逆転優勝がある反面、首位で迎えた最終日に崩れることがある波の大きな選手。初優勝後、平均2年に1勝ペースで優勝してるコンスタントプレーヤーでもある。

リディア・コー | Lydia Ko

リディア・コー25歳ニュージーランド
LPGA 14勝豪州 4勝韓国 1勝

5歳でゴルフを始めたリディア・コーの才能の開花は 目覚ましいものだった。

130週連続1位というアマチュア時代のなかには 14歳10ヶ月という世界史上最年少で優勝したALPGツアー(豪州女子プロゴルフツアー)の「NSW女子オープン」、「全米アマチュア選手権優勝」、LPGAツアー「カナディアン女子オープン」(2012年、2013年の2連覇)などのタイトルを総なめにするという天才少女ぶりを見せつけた。

16歳のプロ転向後から19歳まで(2014年4月~2016年7月)の3年少しの間に、LPGAで12勝をあげる無双ぶりを発揮した。ここ4年間、優勝から遠ざかってるものの彼女はまだ23歳、いつまた火がつくとも限らない。

キム・ナリ | Na-Ri Kim

キム・ナリ36歳韓国
日本 2勝

2004年に17歳で韓国ツアープロデビュー。2006年~2010年の米国ツアー経験から2010年に日本ツアー参戦。早々と同年の「大王製紙エリエールレディス」で初優勝。しかし、2013年2度めの優勝後は不振を極め、2016年シーズンを最後に2017年には帰国し、KLPGAに参戦中。

Y.E.ヤン | Yong-Eun Yang

Y.E.ヤン50歳韓国
PGA 2勝
(うち全米プロ 1勝)
日本 5勝
韓国 3勝
欧州 1勝
アジア 2勝

済州島出身の元ボディビルダー。19歳の1992年、ゴルフ練習場のバイトをきっかけにゴルフをはじめるという超遅咲きゴルファー。1996年プロデビューする前に2年の兵役も終えてるので、実質2年少しのゴルフ経験でプロ転向したことになる。

2002年から日本ツアーに参戦、2004年に初優勝。2006年の欧州ツアー「HSBCチャンピオンシップトーナメント」と、2009年の「全米プロゴルフ選手権」でタイガー・ウッズと競い、ともに優勝しているタイガーキラー。

とりわけ「全米プロ」でのタイガーは それまで「最終日首位なら14戦全勝」という無敗記録を2打差逆転優勝という劇的幕切れを演じたY.E.ヤンの快挙に世界のタイガーファンは驚愕した。

全米プロゴルフ選手権 2009年

※2017年はテーラーメイド TPレッドを使用。

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アダム・スコット | Adam Scott

アダム・スコット41歳豪州
PGA 14勝
(うちマスターズ 1勝)
欧州 11勝
豪州 5勝
アジア 4勝

親日家であり日本での人気が最も高い選手の一人。長尺パター禁止の影響もあり2016年~2019年は不調に陥るもジェネシス招待で4年ぶり復活優勝を遂げる。米国、欧州、豪州、アジアツアー合計で通算30勝以上をあげる実力者であり、最も美しいスイングをするプレーヤーの一人。

ジョーダン・スピース | Jordan Spieth

ジョーダン・スピース28歳米国
PGA 11勝
(うちマスターズ 1勝 / 全米プロ 1勝)
豪州 2勝

アマチュア時代から数多くのタイトルを引っさげて19歳最後の2013年7月、「ジョンディア・クラシック」のプレーオフを制し、PGAツアー82年ぶりの10代優勝を成し遂げ、この年のPGA新人賞を受賞。2015年、タイガーの持つ最小ストローク270でマスターズに勝ち、続く全米オープンでも優勝。2017年には全英オープンで優勝。残すメジャーの「全米プロゴルフ選手権」に勝ち、生涯グランドスラムを達成したいところだ。

ザック・ジョンソン | Zach Johnson

ザック・ジョンソン46歳米国
PGA 12勝
(うちマスターズ 1勝 / 全英オープン 1勝)
ネイションワイドツアー 2勝

1998年のプロ転向後から2004年のPGAツアー初優勝まで6年をかけた苦労人ゴルファーだが、3年後(2007年)のツアー2勝目がいきなりマスターズ制覇。このジョンソンの世界ランキングは56位。50位以下の選手がマスターズで優勝したのは史上初めての珍事。本来マスターズに招待される目安は 世界ランキング50位以内だからだ。

そこから8年後の2015年、全英オープンでメジャー2勝目を飾った。

余談だが、ザック・ジョンソンってホアキン・フェニックスに似てませんか(笑)

今田竜二 | Ryuji Imada

今田竜二46歳日本
PGA 1勝

日本人として最初からPGAツアーに望んだのは後にも先にも今田選手のみである。しかも当時、まだ中学生。

1991年に単身渡米し、フロリダのゴルフアカデミー時代は ジュニアトーナメントで通算6勝をあげ数々の表彰を受けていた今田は 全米アマチュアランキングでもタイガー・ウッズに続く2位という実力を持っていた。

1999年にプロ転向し、下部ツアーのバイドットコム・ツアー(現在はネーションワイド・ツアー)で同年に初優勝をとげるが、PGAツアーメンバーになるまでは 6年を要した。

29歳となる2005年にようやくPGAツアーデビューし、3年後の2008年に悲願の初優勝を「AT&Tクラシック」であげた。

谷口徹 | Toru Taniguchi

谷口徹53歳日本
日本 20勝

1998年プロ転向後、ほぼ毎年コンスタントに優勝を重ね、通算20勝を誇る。とくにメジャー大会に強く「日本オープンゴルフ選手権競技」で2勝、「日本プロゴルフ選手権大会」で3勝と、メジャー通算5勝をあげている。

藤田寛之 | Hiroyuki Fujita

藤田寛之52歳日本
日本 18勝その他 勝

21歳の1992年にプロ入りするも5年後の1997年(26歳)に初優勝。ここから2勝目(2001年)まで4年間かかったが、ここからほぼ毎年優勝を重ねる。

39歳(2010年)で日本シリーズJTカップでメジャー初優勝。藤田が最も油に乗ったのが40歳になってからで、JTカップは 2012年(42歳)まで3連覇したことで中年の星となる。

小平智 | Satoshi Kodaira

小平智32歳日本
日本 7勝PGA 1勝AbemaTVツアー 1勝

レッスンプロだった父からゴルフの手ほどきを受け、高校時代に関東高等学校ゴルフ選手権東京大会で3連覇(2004年~2006年)。2009年には日本学生ゴルフ選手権で優勝。アマチュアとして出場した2010年、GMAチャレンジトーナメントを制し、 片山晋呉以来のアマチュア優勝という快挙を成し遂げた。2011年にプロ転向。

2018年、PGAツアー参戦15戦目となる「RBCヘリテージ」で日本人として5人目の優勝を達成。松山英樹が持っていたPGAツアー参戦26試合目を抜き、日本人最速記録となる。

野村敏京 | Harukyo Nomura

野村敏京30歳日本
日本 1勝LPGA 2勝

17歳高校生で(2009年)出場した「日本女子オープンゴルフ選手権競技」でローアマを獲得し、翌年に全米女子プロゴルフ協会のファイナルクォリファイングトーナメント、いわゆるQTで39位に食い込み2011年シーズンの出場権を獲得しプロ転向。

デビューの年である2011年4月に早くも米国LPGAの下部ツアー「デイトナビーチ招待」で初優勝。5月には日本女子ツアー「ブリヂストンレディスオープン」で初優勝と、順調な滑り出しであったが、次戦優勝まで4年がかかる。

2015年に韓国のKLPGAツアー「ハンファ金融クラシック」で優勝し、翌2016年2月に「ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン」でUSLPGA初優勝を飾る。

チェ・ホソン | Ho-Sung Choi

崔虎星48歳韓国
日本 3勝韓国 2勝

トラホシだなんて、かっこいい名前です。日本では虎さんの愛称で親しまれる中年の星。1998年、25歳でゴルフをはじめ翌年に韓国プロゴルフ協会のプロテストに一発合格。2001年に韓国ツアープロデビューし2008年、SBSツアーチャンピオンシップで初優勝。独学で進化させたフィッシャーマン・スイングは世界で話題になりました。ある意味、天才です。

ノ・スンヨル | Seung-Yul Noh

ノ・スンヨル30歳韓国
PGA 1勝欧州 1勝アジア 2勝

2005年、「韓国アマチュアゴルフ選手権」を最年少で優勝。2010年にはアジアンツアーを最年少の19歳で賞金王という記録を持つ。

ジェイ・チョイ | Jay Choi

ジェイ・チョイ38歳米国
日本 1勝

米国で2006年プロデビュー後は伸び悩み2010年、活路を見出すため日本ツアーに参戦。2012年に初優勝を飾るも故障に苦しみ、現在は 日本の下部ツアーを主戦場としている。

古閑美保 | Miho Koga

古閑美保40歳日本
日本 12勝

本人も認めてるところの実力がありながらの元祖ビジュアル系女子プロゴルファー。小学生時代はエースで4番のバリバリ野球少女だったが、将来的に家族親戚一同からゴルフに転向するよう説得され小学生ながら納得し、5年生のときに決断。坂田ジュニアゴルフ塾の第一期生となる。

中学高校通じてジュニアの選手権大会で数々の優勝を重ね、2001年9月のプロテストに一発合格し、2003年に「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」で初優勝。ちょうどこの時期は 絶対女王であった不動裕理全盛期時代とぶつかる。

古閑は その不動が6年連続賞金女王を達成した2005年あたりから メキメキと力をつけ、不動の時代と入れ替わるように2008年に賞金1億円を突破して初の賞金女王に輝く。しかし、これをピークに手首痛などの故障も抱え、2011年に29歳の若さで引退。

不動裕理 | Yuri Fudo

不動裕理45歳日本
日本 50勝

史上最年少の27歳で30勝(永久シード権)を達成し、2011年の「サイバーエージェントレディス」でJLPGAツアー通算50勝目に到達。樋口久子(69勝)、涂阿玉(ト・アギョク:58勝)に次ぐ史上3番めの勝数をもつ未だ現役のプロゴルファー。

ちなみに熊本県は 不動裕理をはじめとして歴代屈指のチャンピオン女子ゴルファーを続々と輩出している。その始まりは熊本県女子プロ第一号の清元登子さん(1939 – 2017)。彼女を師として育った女子プロは 次々と強くなっていった系譜がある。

熊本女子ゴルファー最強列伝(優勝歴のある熊本女子ゴルファーたち)

不動裕理(50勝)、大山志保※(18勝)、古閑美保※(12勝/引)の三人は 清元登子さんの門弟。ほか、熊本県出身は 上田桃子(日本12勝/全米女子2勝)、有村智恵(14勝)、笠りつ子(5勝)、一ノ瀬優希(3勝/引)、大里桃子(1勝)。

実に4人が賞金女王についている。(引)は 引退。

※大山志保の出身地は宮崎県宮崎市だが、熊本中央高等学校在学中から清元登子さんに師事してることで熊本女子ゴルファーとした。

ケビン・ナ | Kevin Na

ケビン・ナ39歳米国
PGA 4勝アジア 1勝コーンフェリーツアー 1勝
その他 1勝

18歳になったケビン・ナは 2001年にプロ転向後 翌年の2002年、アジアンツアーの「ボルボマスターズ・オブ・アジア」で初優勝。3年後の2004年からPGAツアー権を得るも初優勝までは7年、プロ転向して10年という長い道のりを要した。

こうして 2011年10月「ジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズホスピタル for チルドレン」で大会記録を更新する23アンダーでPGAツアー初優勝(28歳)。しかし、ここから次の優勝までまた7年かかり、2018年「ア・ミリタリー・トリビュート at グリーンブライアー」で優勝(35歳)。そこから1年に1勝づつ重ね通算4勝。

金庚泰(キム・キョンテ)| Kyon-Tae Kim

キム・キョンテ35歳韓国
日本 12勝アジア 4勝韓国 2勝

日本ツアー通算14勝をあげ、日本を主戦場として最も成功した韓国人プロゴルファー。そのはじまりはアマチュア時代に遡。

2005年、19歳で出場した「日本アマチュアゴルフ選手権競技」で優勝(翌年に連覇)したのを皮切りに、2006年にはアマチュアで出場した大韓民国プロゴルフツアーで2勝をあげ翌年にプロ転向し、新人でいきなり賞金王を獲得。母国で怪物と呼ばれた。

22歳の2008年から本格的に日本ツアーに参戦。未勝利ながら賞金ランキング9位に入り、翌年のシード権を獲得。

初優勝は 2010年の「ダイアモンドカップ」。同年に3勝をあげ、1987年のデビッド・イシイ以来の外国人として2人目の日本ツアー賞金王となった。2015年には5勝をあげ、2度めの賞金王を獲得。311の震災時、マスターズ出場のため直接渡米せず東京へ立ち寄り、日本ゴルフツアー機構を訪れ、1千万円の義援金を手渡したことがある。

今平周吾 | Shugo Imahira

今平周吾29歳日本
日本 4勝日本チャレンジトーナメント 2勝

中学生だったジュニア時代の今平は 「関東ジュニアゴルフ選手権」で2連覇(2006 – 2007)を果たし、翌年高校一年には あの松山英樹を抑えて「日本ジュニア選手権競技(15 – 17歳の部)」で優勝した。翌年の2009年に高校を中退し17歳で渡米(2年間留学)。フロリダ・IMGアカデミーに入学し、全米ジュニアゴルフ選手権でベスト8。

19歳(2011年)で帰国後プロ転向し、JGTOのQTを通過、翌年チャレンジトーナメントでデビュー、2014年に「HEIWA PGM チャレンジⅠロード・トゥ・チャンピオンシップ」で初優勝(23歳)。

日本ツアーでの初優勝は2017年(26歳)の「関西オープンゴルフ選手競技」。翌年、1勝ながらも初の賞金王を獲得し、翌年も2勝で賞金王。常にトップ10内をキープするステディなゴルフは新しいスタイルを日本ツアーにもたらしたと言える。

宋永漢(ソン・ヨンハン)| Young-Han Song

ソン・ヨンハン30歳韓国
日本 1勝

2012年に日本ツアー(JGTO)のQTを通過し、翌年日本デビュー。2014年にシード権を得て翌年ブレイク。2015年は5度のトップ10で新人王を獲得。翌2016年、「SMBCシンガポールオープン」で初優勝。2019年から韓国の兵役に就くことになり女性ファンは 少し落胆している。

ユン・チェヨン | Chae-Young Yoon

ユン・チェヨン34歳韓国
KLPGA 1勝

2017年から日本ツアーに本格参戦、3年連続シード権を守っている。まだ優勝はないが3年間で通算19回のトップ10に入る地力があり、いつ勝ってもおかしくない選手。

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